フレンドスクール
夢つむぐ学校×虹の学校 オンライン交流会レポート
2026年6月に、タイの虹の学校とのオンライン交流会を開きました。日本各地の子どもたちと、タイ西部の山あいで暮らす子どもたち。Zoomの画面ごしに、初めて顔を合わせました。
あいさつの練習、英語と手描きカードでの自己紹介、お絵かきゲーム、おたがいの国への質問など、当日の様子をお届けします。
今回の交流相手は、タイ西部・サンクラブリーにある虹の学校(Rainbow School Thailand)です。日本人の片岡校長とのご縁で今回の交流が実現しました。

山岳民族の子どもたちを受け入れながら、自然のなかで学び、暮らしを支える学習センター。子どもたちと共同生活を送りながら、生きる力を育む教育を実践しています。
さらに日本側の参加者には、大阪で子ども向けプログラミング教室を運営するキープオンさんの子どもたちも加わってくれました。

ロボットを動かしながら学ぶ小学生向けのプログラミング教室。身近なモノをテーマに、参加者同士のコミュニケーションを通して学びを深めるワークショップ「Yononaka」など、様々な教育活動を展開しています。
交流会の冒頭、みんなで「いいね👍」のポーズをしながら、次の3つを約束しました。
仲良しでいることを約束します
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はじめに2つの学校をそれぞれ紹介したあと、「フレンドスクール宣言」を行いました。約束をひとつ読み上げるたびに、日本とタイの子どもたちがカメラの前で「いいね」のポーズをしました。少しずつ緊張がほぐれていきました。

あいさつの練習では、日本の子どもたちがタイ語の「こんにちは」を練習。両手を胸の前で合わせるタイの作法も一緒に覚えました。虹の学校の子どもたちは、日本語の「こんにちは」「おはようございます」「さようなら」をすでによく知っていて、元気に返してくれました。

自己紹介の時間では、日本の子どもたちは英語の自己紹介にチャレンジし、虹の学校の子どもたちは手描きのカードを見せながら話しました。好きな食べ物や遊び、得意なこと。日本にもタイにも「好きな食べ物はピザ!」という子がいて、おたがいに盛り上がる場面もありました。
一方で、日本の子どもたちが知らなかったのは、タイの子が話したランブータンという果物です。赤い毛におおわれた果物で、日本側の子どもたちにとっては初めて聞く名前でした。



後半の質問タイムでは、おたがいの暮らしについて質問し合いました。「日本にも田んぼはある?」「日本では雪が降るの?」。タイは雨季の真っただ中で、雪が降ることはありません。宮城県に住むTくんは「ひざの高さまで雪が積もることがあるよ」と紹介し、タイの子どもたちの驚く様子が見られました。
タイと日本。気候も、食べ物も、暮らし方も少しちがいます。それでも、交流をするうちに似ているところもたくさん見つけられました。
お題を聞いて1分で絵を描き、カメラに見せ合うゲーム。正解は1つじゃありません。頭に思い浮かぶのは同じもの?全然ちがうもの?その発見をおもしろがるゲームです。
タイ:ランブータン、トマト、そして唐辛子も。
このお題で唐辛子が思い浮かぶのは、日本ではあまりない発想かもしれませんね🌶
タイ:石遊び(お手玉に似た遊び)、サッカー、卓球、自転車。
石遊びは、次回の交流会で実際に見せてもらえる予定です。

ちがうところも同じところも、どちらも新しい発見があったようです。
交流をきっかけに、言葉をもっと学びたくなったようでうれしいです!
遠い国だから全然ちがうはず、という思い込みがほぐれ、視野が広がったかな?
知らない食べ物に出会えた、貴重な機会になったようです。
「もっと話したい」という気持ちが伝わってきてとてもうれしいです!

この日みんなで覚えた言葉を、クイズにしました。
タイ語は、話す人が男の子か女の子かで、ことばの終わりが変わります。
カードをタップして、答えを確認してみてください。

夢つむぐ学校がいちばん大切にしているのは、「子どもたちに、学校や家庭の外でも、いろんな人と出会ってほしい」という願いです。さまざまな人と話し、さまざまな価値観にふれることで、視野を広く持ってほしい。もしかするとそれは、普段の授業の中だけではむずかしいことなのかもしれません。
だからこそ、オンラインコミュニティの出番だと考えています。海外との交流に取り組む学校はもちろんありますが、すべての学校が、義務教育の授業として常に力を入れられるわけではありません。一方で、場所や時間にしばられないオンラインのコミュニティだからこそ、こうした出会いの場を積極的につくっていけると思うのです。
今回のような体験ができる場として、夢つむぐ学校を活用してもらえたら——。そんな思いで、これからも続けていきます。
国がちがうから、発見がある。言葉がちがうから、聞きたいことが生まれる。第1回はその入り口にすぎませんが、Zoomの画面の向こうに「知っている顔」ができた——それだけでも、世界の見え方は少し変わります。
「教室の外の世界」を
夢つむぐ学校は、海外との交流会のほか、マイクラ・あつ森・読書会やAIワークショップなど、見守りつきのオンライン活動を行う、子どものためのコミュニティです。英語が話せなくても大丈夫。まずは気軽にのぞいてみてください。

京都在住の取材・広報ライター、作家。新しい時代の自由な学びのコミュニティ「夢つむぐ学校」代表。趣味は朝抹茶、娘とXGの推し活、息子と銭湯めぐり。
著書『しあわせな家族時間のための「親子の書く習慣」』
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