「総合的な学習の時間」って何してる?小学生の親が知っておきたい「現場のリアル」と「おうちでの声かけ」

先生は、子どもたちのどんな力を育てようとしているんだろう|ゆめつむラジオ
📻 ゆめつむラジオ × 教育コラム
先生が子どもたちのために考えていること。
うまくいくこと、難しいこと。
🏫 小学校の現場から 🔍 探究学習/総合的な学習の時間 👨‍👩‍👧 保護者向け
✍️ この記事について
「小学校の『総合的な学習の時間』って、
何をしているの?」
そう思っている保護者の方、多いのではないでしょうか。
今回は、小学校の先生・しりゅーさんに、
授業の内容や現場のリアルを語ってもらいました。
間宮まさかず
間宮まさかず
ゆめつむラジオ
パーソナリティ
(夢つむぐ学校 代表)
しりゅー
しりゅー
ゆめつむラジオ
パーソナリティ
(夢つむぐ学校 運営/小学校の先生)
📖 探究学習ってそもそも何?という方はまずこちらから
📚
PREV COLUMN
「探究学習って何だろう?」— 前回のゆめつむラジオ対話録
🔍 探究学習のしくみ
探究学習って、
どんな流れで進むの?
「総合的な学習の時間」は、ただ調べて発表するだけじゃありません。
国語・算数・社会・理科――これまで学んだ力をぜんぶ使って、
「自分で問いを立てて、自分で答えに向かう」ことを練習する時間です。
🌊 防災・震災
🌿 地域の自然
💼 キャリア教育
♿ 福祉・バリアフリー
🏘️ まちづくり
🎭 伝統文化
💰 金融教育
🌍 国際理解
🌱 環境問題
🏺 地域の歴史
🤝 地域の職業
🏗️ 街の未来
※学校の地域性や学年によって、扱うテーマは変わります。1年間で約70時間をどう使うか、先生たちが相談して決めています。
💬 ゆめつむラジオより
先生が一番大事にしていること、
教えてもらいました
探究学習で先生が一番力を入れているのは、「最初の課題設定」
上から与えられた課題じゃなく、子どもたちが「自分ごと」として感じる課題に
なるまで、丁寧に対話を重ねているそうです。
間宮まさかず
間宮まさかず
今の学校って、探究学習のテーマってどうやって決めるんですか?先生が決めちゃうんですか?
しりゅー
しりゅー
🤔 大枠のテーマは学校や学年で決まってるんですが、「自分たちの学習課題」に落とし込むのは子どもたちと一緒に対話しながら。今年は3時間ぐらいかけてみんなで話し合いました。
間宮まさかず
間宮まさかず
3時間!?時間をかけて丁寧に進めているんですね。
しりゅー
しりゅーさん
そこをすっとばすと、ただの「調べ学習」になっちゃうんですよ。子どもたちが「これ、自分たちの問題だ」って思えるかどうかで、その後の学びの深さが全然変わってきます。
間宮まさかず
間宮まさかず
実際にどんなことが起きたか、教えてもらえますか?
しりゅー
しりゅー
🌟 地域の人と一緒に街をよくしようっていうテーマで対話をしていたら… 自主的にゴミ拾いを始めた子、マスコットキャラのマラソン大会を企画した子が出てきたんです。「その発想を大事にしたい!」って思いましたね。
📊 現場のリアル
先生たちの「やりたいこと」と
「現実」のあいだ
探究学習をしっかりやりたいと思っている先生は多い。
でも、現場にはいろいろな制約があります。
✨ やりたいこと
地域の人を呼んで
「生の声」を聞かせたい
タップで裏を見る →
💦 現実
アポを4〜5件取ったけど、年末の忙しい時期と重なって全員お断り…。担任が一人でアポ取りするのも、なかなかしんどい。
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✨ やりたいこと
子どもたちが「自分ごと」として動き出す課題を設定したい
タップで裏を見る →
💦 現実
音楽祭・宿泊学習・学習発表会…行事が重なると、総合の時間が後回しになってしまうことも。
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✨ やりたいこと
子ども一人ひとりの学びの深まりを、丁寧に評価したい
タップで裏を見る →
💦 現実
探究学習の評価は「全員分を文章で書く」スタイル。それ自体が先生の大きな負担になっています。
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📈 2023年に実施されたあるアンケート調査によると
0%
「探究学習は大事だと思う」と
回答した先生の割合
しりゅー「これは納得!」
0%
「準備時間が十分にある」と
回答した先生の割合
しりゅー「体感では5%です…」
0%
「評価の方法に悩んでいる」と
回答した先生の割合
しりゅー「本当は9割以上では」
🏠 おうちでできること
「正解を教えなくていい」
親子の関わり方のヒント
探究学習は、学校だけで完結するものではありません。
おうちでの何気ない会話が、子どもの「問いを立てる力」を育てることがあります。
特別なことじゃなくていい。ちょっとした声かけで十分です。
👂
「どんなこと調べてるの?」と聞いてみる
答えを教えなくていい。子どもが話してくれたことを「へえ、もっと教えて!」「それからどうなったの?」と、興味を持って耳を傾けるだけでOK。
「なんでそう思ったの?」を大事にする
「正解」より「理由」を聞く癖をつけると、自分の考えを言葉にする習慣が自然と身についていきます。
🔄
失敗したときに「次どうする?」と問う
「なんでできなかったの?」じゃなく「どうすればよかったかな?」。探究学習と同じ問いの立て方です。
🚶
一緒に「気になること」を探しに行く
散歩しながら「あの看板、なんであんな色なんだろうね」と不思議を面白がるだけで、視点が少しずつ広がります。
あなたはどっちのタイプ?
子どもに質問されたとき…(正解はありません、気軽にどうぞ)
🌱 夢つむぐ学校より
学校の外に、
もう一つの「探究の場」があったら?
「学校だけで探究学習を完結させるのは、正直むずかしい。でも、学校の外に場があれば、もっといろんなことができるはず。」
01
学校の中の学びに協力する
先生だけでは難しい「ゲストティーチャー探し」や「外部との橋渡し」を一緒に担う。学校と社会をつなぐ役割。
02
学校の外で社会のリアルに触れる
学年も学校も関係ない場所で、子どもたちが「自分でやってみたい」と思えることを、じっくり時間をかけて探究する。
夢つむぐ学校は、そんな「第2の探究の場」をつくっていきたいと思っています。
学年のしばりも、カリキュラムのしばりも関係ない。
子どもたちが「これ、やってみたい」と思える場所を、一緒に探しています。
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しりゅー
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間宮まさかず
間宮まさかず
今日のお話が、お子さんとの時間をより楽しむヒントになればうれしいです。ありがとうございました!